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株式市場の恐怖
株式投資をこれから初めて挑戦する人にとって、
株式市場への恐怖は私自身がそうであったように、
理解することが難しいわけではありません。
「1日も早い投資を」とは耳にするけれど、
とはいえ・・・怖いし、難しそうだしという負の概念が
実際の行動を遠のけます。
どの金融記事も他の金融用語に頼っているように思え、
すべての用語を調べようとすると、その定義がすべて他の金融用語に過ぎず、
毎回怖くなってしまう。
では、その恐怖に打ち勝つためには何をすればよいのか?
これはたった一つしかありません。
実際に投資をする前に「知識を身に付ける」ことです。
投資の知識を学んで、株式市場の恐怖を乗り越えよう
ミレニアル世代の43%が「ノウハウがない」「投資するほどお金がないと思っている」などの理由で、
お金を投資していないそうです。
投資資金がないことが「投資」を行わない最大の理由です。
私も株式投資をしようとするたびに、あ〜〜!もっと余剰金があったらと落胆したものです。
専門用語や金融用語は本当に難しいように思いますが、
投資のコンセプトは本当にシンプルです。
私は本当に日本人には株式市場に投資すること必須だと考えています。
市場に関するすべての小さなことを学ぶ必要はありませんが、
基本的な知識と理解を持っている必要があります。
最も有名な投資家であるウォーレン・バフェット氏は、
一般投資家はすべての会社のことを学ぶ必要はないばかりか、
時間を無駄にすることもない、と頻繁にアドバイスされています。
バフェット氏は、すべての人にシンプルなインデックスファンド投資を勧めています。
もしあなたが全くの初心者で、それが何を意味するのかさえ分からないのであれば、
インデックスファンド投資について知識を得る努力をスタートしてみてください。
インデックスファンドについて知っておくべきことや、
投資に最適なファンドについてもバリュー投資大学でお伝えしています。
投資対象を決めるには、
たくさんの会社のことを知らなければならないと思われることがありますが、
そんなことはありません。
近い将来、どんな企業が儲かるか、正確に投資することが出来る人がどれくらいるでしょうか。
個別銘柄への投資が、投資を「リスクがある」「難しい」と思われるのは、この事が原因です。
そういう意味では、インデックスファンドへの投資は、
はじめの第一歩としては非常にリスクの少ない投資先となります。
投資するお金はある・作り出す
投資をしないもう一つの理由は、「自分にはお金がない」と思っていることです。
実際、多くの日本人が「投資するのに十分なお金がない」と考えている。
でも、そんなにお金は必要ないんです。
銘柄によっては、かなり安く買うことができます。
そして、今いくらで買えるかということではなく、
たとえ高そうに見える株でも、それで買うのをやめてはいけない。
その株が与えてくれるであろう将来の投資収益率がすべてなのです。
投資収益率という言葉で何?と思われたかもしれませんが、
簡単に言うと、自分の投資した金額に対して、
何%のリターンを得ることが出来るのか?という意味です。
決して金額で考えないということも
これから投資をするのであれば覚えておく重要なポイントになります。
本当にお金がないのと感じるのであれば、
是非、新しい習慣を身につけて、貯蓄を続けましょう。
欲しい株を買えるようになるまで、貯金をしてください。
それまでは、時間の有効活用をするために
株式市場に対する恐怖心を払拭するためにも、
投資についてもっと学んで頂けるとあなたの未来が変わります。