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物価上昇が顕著に現れる2022年
新聞、ニュースで日々伝えられている物価上昇。
原因は、原材料の価格高騰及び、原油価格の高騰による物流の費用高騰、
合わせて、包装資材の価格上昇です。
あと、もう一つ忘れてはいけないのが、
「小麦粉」の高騰です。
実は、日本の小麦というのは、8割以上を海外からの輸入に依存しています。
輸入相手国は、米国、カナダ、オーストラリアと続いています。
今回のロシアとウクライナ情勢で、表面的にはロシアや、ウクライナからの
小麦粉の輸入はないので、影響が出ない様に思われますが、
2大小麦輸出国である、ロシア、ウクライナからの小麦の輸出が止まれば、
小麦の世界的な需給バランスが大きく崩れる可能性が出てくるのでは?と懸念されています。
具体的にいうと日本の製パンメーカーも
今年に入ってから続々と値上げを発表しています。
食パン等で平均9%近くの値上げです
食パンに限らず、冷凍食品、お菓子、ちくわ、ハム等
生活に密着した製品の値上げです。
数字を見ていくと
9%の値上げというと、200円の食パンで、18円
そんなに大したことないと思われるかもしれませんが、
お給与はどうでしょう?
低迷する給与所得
9%もお給与が上がる企業は
実はそうそうありません。つまり、入ってくるお金と
出ていくお金のバランスが合っていない。
バランスが崩れていくのです。
給与の実態日本の平均年収は433万1000円と発表されています。
この金額が多い少ないというよりも、
「年収500万円以下」の人口の割合を見てみると69.7%。なんと
約7割が年収500万円以下ということになります。
OECD加盟国の平均(49,165ドル/約559万円)を見ても、
日本の平均給与所得をこれを下回っているという事になります。
そんな中、物価の上昇が進んでいくと
ますます、日本の国は貧困への道を歩む事になります。
政府の抜本的な経済への
改革が必要なのも事実ではありますが、
日本国民、一人一人が、確実にお金に対する考え方を
変えていく必要があります。
その事に気づく人が
未来を豊かに暮らしていくことに繋がるのではないでしょうか?