バリュー投資家がコモディティ企業を選ばない理由

コモディティ企業とは?

まず、このタイプの企業とは?の意味から

お伝えしていこうと思います。

 

このコモディティ企業とは、競合する企業の製品やサービスについて

性質、ブランド、品質等に大差がなくなり、

このコモディティ化が進むと企業は

大幅な値引き競争を繰り広げるしか手立てが無くなるような

その様な企業を示します

 

具体例としては

自動車産業、航空会社、石油・天然ガス等

 

blue and red Zeamarine ship during daytime

 

このタイプの企業で生き残るのは?

低コストを徹底している企業に限られできます。

そうなると、収益がそう簡単に、上がってくることはありません。

それが、事業拡大の足かせになり、このタイプの企業が

多くの場合、多額の負債を抱える事になります。

 

負債の落とし穴

当然、大企業といえども、経営を行うにあたって、

負債を負うことはあります。この事自体が問題といっているのではなく、

負債を負った企業は不景気や、今、起きている

コロナ等の世界的経済の歪に非常に弱いということです。

 

バリュー投資法の中のチェック項目の中に、

負債比率等をしていきます。

 

やはり、ある一定以上の負債を抱えている企業は、

投資家として、そこをどう判断するのかと考えるると、

やはり、非常に慎重にならざる終えないという結論になりますね。

 

 

まだまだ、理由はありますが、

バリュー投資家は企業を購入する理由も

購入しない理由も、論理的根拠があると

ご理解頂きたいと思います。

  
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