配当金の魅力!

配当金について

全ての企業ではありませんが、日本の場合は、年2回、米国の場合は、

四半期毎、または年単位で、投資家に「報いる」形で、配当金を出しています。

 

アナリストが「株主に優しい」という表現でよく耳にすることも

目にすることもある、それこそが、配当金を支払っている企業と言うことになります。

 

投資家によっては、この配当金が銘柄選びの際の判断材料になったりもしています。

 

誰しも、定期的に配当金を支払っている、例えば、コストコやコカ・コーラなどの企業に

とうしすると思いきや、無配当の会社に投資する投資家も当然います。

 

 

 

これはなぜなのか?

それは、あなたがどのような投資家であるか、

また、あなたのポートフォリオに何を期待するかによるのです。

 

企業が定期的に利益を上げ、すべての負債を返済した時点では、

そのお金をどうするかについて4つの選択肢があります。

 

1)会社に再投資し、新しい市場や新製品を通じて事業を拡大する
2)現金に手を付けず、蓄えをする
3)株主に配当する
4)自社株を買い戻す

企業が再投資を行わないということは、

実質的な急成長はもはや不可能であるということを意味します

 

そのため、株主を満足させるために定期的に配当金を支払うのです。

 

あなたが退職が近づいている状況で、ある程度の資金がすでにある場合、

高配当を支払う企業は、あなたにとって良い選択かもしれません。

 

安定した収入源は、定年退職後もあなたを助け、

株式はあなたの子供たちに受け継がれることができます。

 

配当金を支払う企業は、定期的な配当が投資家に自信を与えるため、

通常、ある程度成長した企業とされており、変動もそれほど多くありません。

 

配当だけを意識するデメリット

しかし、不況になると、企業は配当を減らしたり、

無配当になる場合も、決して珍しいことではありません。

 

これは投資家にとって大きな赤信号であり、

減配が示唆されただけで投資家は不安になり、売却に走る

 

photography of traffic light on stop sign

 

故に、株式投資を行う際に、

高配当株と言われる配当だけを目的とした

投資は避けるべきと考えます。

 

特に、まだ、年齢的に若い投資家は、あまり配当金にこだわらない方がいいと考えます。

時間が経てば、ビジネスが成長し、投資も成長する余地がある企業を探すべきでしょう。

 

その中間に位置するのが、自社株買いを行っている会社です。

企業が自社株を買い戻すことは、

株価を上げるだけでなく、今後の課題や機会について

最もよく知る人々(社内の人間)事業への大きな信頼の表れでもあるのです。

 

自社株買いについてはまたの機会に

ご説明したいと思います。

 

  
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