アノマリーについて解説します

アノマリーって聞いたことありますか?

先日の年末相場の続きで、アノマリーについて解説を

していきたいと思います。

 

そもそもアノマリーとは?と言うことなのですが、

アノマリー(anomaly)の語源は「例外」「異例」「矛盾」等の意味となります。

株式市場においてアノマリーは,法則・理論からみて異常とも言える現象だったり、

説明できない事象や個体等を指す言葉です。

 

red yellow and blue light

 

アノマリー現象と株式市場

 

それがどうして、アノマリー現象として、この

株式市場の用語として用いられたのでしょう?

 

これは、どの世界にある、説明が論理では出来ない現象が

この株式市場の世界でも起こっているのです。

 

ジブリの法則

頻繁に例に出されるのが、ジブリの法則です。

 

毎月第1金曜日の夜は、アメリカの雇用状況に関する調査が発表されています。

雇用統計は、大変重要な経済指標の1つなので、

結果が相場に影響を及ぼします。これはある意味当然のことなのですが、

 

これが「ジブリが金曜ロードショーで放送されると株が下がる」という

“法則”として言い伝えられています

 

turned on projector

 

1月のアノマリー

もうひとつは前回、年末相場について

お伝え致しましたが1月の相場もアノマリー現象として

よく話題に上がります。

 

1月最初の7日間によって、その年の市場環境の予想が立てられると言われます。

1月最初の7日間で上昇した年は好調な一年になることが多いようです。

 

不思議ですよね。

1月の相場が1年間の目安になる。

 

しかし、これはあくまで、何の根拠や

論理のものではなく、

長年の歴史から投資家が肌で感じた感覚とも

言えるのではないでしょうか?

 

しかしそれが侮れない!

 

年末に上がる市場、

1月に一旦下がるけれど、その後の市場の動きを

推しはかることができると言うことです。

 

この法則の通りに行く行かないと言うことではなく、

知っていると面白いのではないでしょうか?

 

アノマリー現象!

是非、覚えておいてください

 

 

  
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