バリュー投資とは?

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バリュー投資とは?

バリュー投資大学と名称させて頂いている以上、まず

バリュー投資とは一体どの様な投資法なのか?解説していきましょう

 

この投資法のコンセプトは至ってシンプルであり

「優良企業の株を割安価格で購入する」と

言うことになります。

 

言い方を変えれば、

現在の株価水準がその企業が本来持っている価値や業績などに対して割安であると考えられる銘柄を選別し、積極的に買い付けていく手法となります。

 

ここで課題となるのは2つです

優良企業とは何をもって優良企業とするのか?

割安価格とは何をもって割安価格とするのか?

 

この2つの鍵となる課題をしっかり理解し、

基準となる指標を定めて、投資していく方法です。

 

よって、割安な株は「バリュー株」、そのような銘柄の株式ばかりを選定して積極的に運用している投資信託やETFは「バリューファンド」などと呼ばれています。

 

そして株が割安かどうかを判断する場合にPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)といった指標を使います。

 

そしてそれらの指標が低い水準の銘柄が投資対象となっていきます。

 

有名バリュー投資家

バリュー投資といえば、世界的に最も著名な投資家の1人であるウォーレン・バフェットがこの手法で投資していることは有名です。

 

バフェットは割安で市場に放置され、投資家から人気がなかったり、ほとんど注目されていない銘柄を発掘し、将来の値上がりを見込み、購入していったのです。

 

そして一度買った銘柄は最低でも5年以上は保有し、基本的には長期保有の運用方法を行なっています。

 

このような運用スタイルでバフェットはこれまで多くの利益を上げてきています。

 

バリュー投資のメリット

割安で購入でき、当たれば大きなリターンが期待できる

バリュー投資のメリットとしては、割安で購入することを指標判断から行い、市場から注目されて株価が伸びた場合、多くのリターンが期待できる点が挙げられます。

 

また、割安で比較的値動きが安定している銘柄を購入していくので、短期の値動きにとらわれることなく、長期投資に向いている点もメリットになるでしょう。

 

長期保有を基本とするこの投資法では、チャートを見る必要性がほとんどなく、

「ほったらかし投資」と言われている考え方となります

 

配当が得られる

バリュー投資で選定していく株は、業績が安定している企業も多く、比較的高い配当が得られる銘柄が多くあるので、最低5年は持ち続ける事を考えると、株価の上昇を待つこの期間に配当金が得られる事も重要なポイントとなります。(配当を出している企業、出していない企業は購入時にチェックするポイントとなります)

 

株価が低迷したままでも一定の配当金を得ることが出来ます

 

よって、配当金が年間2回の日本株と年間4回の米国株では、差が少なからず出てくると理解しておきましょう。

 

バリュー投資のデメリット

株価が上昇しない場合や上昇までに時間がかかる可能性があります。

その間、配当金は得られますが、株式投資の一番の大きな魅力である

キャピタル・ゲインを得る可能性が低くなるので、時間がかかるということです

(故に、株式投資は余剰金で行うという原則に外れないことが重要です)

 

元は人気がなくて安値で放置されていた銘柄なために将来的に株価上昇を見込んで仕込んでも、想定通りとならずに低い金額が長い時間継続する場合があります。

 

バリュー投資は仕込んだら辛抱強くホールドする投資手法です。

しかし、バリュー投資大学が提唱している「ほったらかし投資」とも言える方法です。

 

反対に忙しいサラリーマンなどの場合、休日などに銘柄選定のための調査をおこない、長期目線でじっくりと運用できる手法とも言えるでしょう。

 

バリュー株を探す方法

バリュー株を探す場合には「PER(株価収益率)」や「PBR(株価純資産倍率)」などの指標を使って選んでいきます。以下に代表的な指標を表示しますが、これはほんの一部であると理解しましょう

 

PER (Price Earnings Ratio、株価収益率)

PERは株価に対してどれだけの収益が出せるのかを見る指標となります。

 

株価が1株あたりの当期純利益の何倍かを見ることで、その銘柄の株価が割安かどうかを判断することができます。

 

「PER = 株価 ÷ 1株当たり当期純利益(EPS)」

 

例えば、A社の現在の株価が200米ドルで、1株当たり当期純利益(EPS)が10米ドルだとすると、株価は利益に対して20倍割高であると考えられます。

 

これに対してB社の現在の株価が100米ドルで、1株当たり当期純利益(EPS)が50米ドルだとすれば、2倍とA社と比べて非常に割安ということになります。

 

尚、このPERの数値から割安株かどうかを判断する場合、目安となる数値は国やセクターなどによっても異なりますが、「10倍以下」のものが選択する一つの目安となります。

 

PBR(Price Book-value Ratio、株価純資産倍率)

PBRは株価に対してどれだけの純資産を会社が保有しているのかを表わす指標で、以下の式から求められます。

 

「PBR = 株価 ÷ 1株当たり純資産(BPS)」

 

PBRを使って割安かどうかを判断する場合の目安は「1倍以下」です。

 

PBRが1倍の場合、株価と1株当たりの純資産は一致していると考えられます。

 

純資産とは企業の株の資産価値を表わしているとも考えられるので、PBRが1倍以下なら1株当たりの純資産額が株価を上回っており、割安ということが言えるのです。

 

まとめ

上記の指標に慣れていくためにも、財務諸表の読み方や、「四季報」の読み方等を

今後学んでいくというのも、株式投資を今後長期で行う為には是非チャレンジしていただきたいと思います。

 

企業の優良度や、逆ケースも単純に大企業だからだとか、有名企業だからとの理由で優良企業とするのではなく、数字の裏付けも得ながら優良企業の意味を理解出来ていくことになるでしょう。また、別の機会にお話をしますが、企業の本質価格を割り出していくことこそが、このバリュー投資の肝とも言うべきポイントです。実は日本人の特質に最も適した投資法とも言えます。

 

 

 

 

 

 

  
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