投資は感情と結びついている

MR.マーケット

この言葉はバリュー投資家の父とも称される

ベンジャミン・グレアム氏の著書「賢明なる投資家」の中で、

株式市場の変動を擬人化した寓話のことです。

 

毎日違う価格で株の売買を持ちかけてくる親切な

ミスターマーケットの提示する株価に変動にとらわれるのではなく、

実際の会社の業績や、数値に注目して、

割安な株式を取得することに集中する方がメリットが大きいと

グレアム氏がといています。

 

Mr.マーケットは本当に私達投資家の心を揺さぶる事が

得意なのです。

red market sign

 

10年に一度は確実に起きると言われている大暴落

 

株価が下がる理由は

経済の動きや、今、私達が直面しているコロナ等

表面的な要因は数限りなくあるのですが、

実際には、本質はたった一つしかありません。

 

投資家が株を売却する

 

これが株式市場が大暴落する理由です。

株式を売る投資家が増え、

その不安から、自分の持っている

株が紙切れ同然になったら?という不安から、

このタイミングで手放しておけば、

多少損はしても、いくらかの資産は残る・・・

 

つまり、そこで、株を外客する決定は

何が一番大きく影響しているのか?を考えると

ズバリ・・・感情なのです。

 

株式投資の勉強は企業分析だけではない

いつもお伝えしている様に

株式投資の前には必ず、お勉強をとお話をさせて頂いている

理由は、数字を追いかけるだけが投資家としての

勉強ではないのです。

 

もちろん、数字を正確に読み取る力は必要です。

 

それと同時に必要なのは、

投資家としてのマインドです。

 

投資家として、一度も失敗無しに

投資を続けている投資家はこの世の中にそれほどいるとは

思えません。

 

あの天才バリュー投資家、ウォーレンバフェット氏ですら、

自分のこれまでの間違いを公表しています。

 

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まず、投資家のマインドとして、重要なのは

自分の軸を持つ

Mrマーケットに振り回されない

人気株の後追いをしない

 

株式市場の素晴らしいところは、

人間がどんなに辛い目にあったとしても

必ず、立ち上がって上を向くように、

市場もどんなに、暴落しても必ず立ち上がって来ます。

 

だからこそ、暴落時に耐えられるだけの

忍耐と、知識が投資家には必要なのです。

 

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