ライフプランと資金

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未来に向けての計画

まず、あなたがこれまでもしも、資金についての計画を立てたことが

無いのであれば、まず、人生の主要な出来事(ライフプラン)を考慮することが大切です。

 

勿論、未来のことは誰にもわかりません。

予期せぬことが起こるのは確かですが、それ以外の出来事は合理的に予測して準備することができます。

 

例えば、子どもの大学進学のための貯蓄計画や

自分自身の退職後の備えは、誰もが知っていることです。

 

しかし、あなたの資金に影響を与える大きなライフイベントはそれだけではありません。

 

では、予想される人生の転機と予想外の出来事の両方に、

どのように備えればよいのでしょうか。

 

では、まず、あなたの経済的に準備すべき最も一般的な

ライフイベントである、あなた自身への投資も含めた「教育費」について

考えていきましょう

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教育

ベンジャミン・フランクリンは、

“知識への投資は最高の利子を生む “とおっしゃっています。

 

親であれば、皆、子どもには無制限で良い教育を受けさせてたいと

思っていることでしょう。

子どもの大学の学費

教育費については、日本の場合は、やはりこの大学の費用が

一番大きな教育費用となるかと思います。

 

国公立大学に進めば、楽と思われるかも知れませんが、

昔ほど、大学費用は安くありません。(年間70万円前後)

 

勿論医学部等への進学を考える場合は、国公立と私立大学の差はかなり大きくなります。

 

今、日本の大学に進学する学生の約半数近くが奨学金制度を利用していますが、

奨学金も貸与のもの付与のものがあります。貸与の場合、卒業と同時に

かなりの金額を借金として背負う事になります。

 

奨学金制度を利用するのが悪いとか良いとかの問題ではなく、

しっかりと早い時点で完済できる方法を今から考えておく必要性があります。

 

残念ながら、学資保険と呼ばれる保険商品に関しては、

とてもではないですが、大学4年間の授業料をカバーできるものではありません。

そうなると、どの様に?と思いますよね。

 

なるべく早い段階で、投資信託の運用や、

ETF(上場投資信託)の運用を考えてみてください。

リターンへの意識を高く持つことで、お金がお金を稼いでくれる

マインドをいち早く習得出来るのでは無いかと思います。

 

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教育費のROIを考えよう!

大学に行くというのは、現代においては、

何も子どもだけの選択ではありません。

 

大人になってから、勉強したい、学びたいという方も

年々増えているかと思います。その場合、十分な資金が用意してある場合は

別ですが、大学や大学院の学位、あるいは数カ月で修了できる研修プログラムなど、

どのようなものを検討している場合でも、ROIを見積もってみましょう

 

ROIとは、投下した資金に対して、

どれだけのリターンが得られるのかという意味の指標です。

 

これは、教育にかかる費用と利益を天秤にかけるということです。

 

その新しいキャリアでどれくらいの収入を得ることができるできるのか?

その分野の雇用市場はどの程度強いのか?

 

しっかりとリサーチすることも大人が大学に進む場合は必要かと思います。

さらなる教育プログラム

大学以外でも、収入アップやキャリアアップにつながる研修制度はたくさんあります。

新しいキャリアをスタートさせることを検討しているかたもいらっしゃると思います。

 

それには当然、お金と時間がかかることが想定されますよね。

 

現在のステージがどうであれ、勿論のこと

いつまでも同じ仕事やキャリアパスにとどまる必要はありません。

 

キャリアにとどまっている人でも、

技術や政策に追いつくために新たなトレーニングを受ける必要がある場合が

これからは必要と思われます。

 

そんな場合も、これらのプログラムで料金が発生する場合は、

前もってその内容を確認しておきましょう。

 

トレーニングにかかる費用が見合うものであるかどうかを確認しましょう

 

学ぶことは、一生のスキルとなり得るので、大変良いことですが、

あなたの今の金銭状況を冷静に捉えて、

学校教育やトレーニングプログラムに飛びつく前に、

必ず投資収益率(ROI)を計算してください。

 

未来への投資があなたにとって

豊かなる未来を築く第一歩となるようにしっかりと

計画を立てて行きましょう

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