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「投資」のイメージとは?
日本人の「投資」に対するイメージが非常に悪い原因の一つ
これは、株のデイトレードのイメージが非常に強いと思われます。
デイトレーディングの定義とは
デイ・トレーディングは、1日の間にポジションの保有と清算を行う取引戦略です。
デイ・トレーダーは1日を超えるポジションをとらず、
その日のうちにポジションを清算し、翌日また新たなポジションを保有します。
つまりデイ・トレーディングとは、
その日の変動価格から利益を狙う短期戦略になります(出典:IG証券金融用語)
簡単に解説できるとすれば、
1日の中で取引をするので、非常に短期の売買であり、
合わせて、コンピューターの前に座って、
チャートを見ている時間が非常に長くなります。
このイメージこそが、日本人の多くが
考える株式取引ではないかと思います。
バリュー投資の考え方
上記に説明したデイトレーディングとは
180度違うのがこのバリュー投資戦略です。
基本的に長期保有を推奨し、
株を持つとういう概念ではなく、自分自身が、
企業のオーナーになり、ビジネスを所有するという
概念で取引を行います。
株を持つこと=ビジネスを所有する
この概念にピンと来ない方も多いかと思います。
具体的にお話をすると、バリュー投資家の代表選手であり、
世界的にも認められている大投資家ウォーレン・バフェット氏の所有する株を
例に上げたいと思います。
ウォーレン・バフェット氏が長期保有している4銘柄
1)コカ・コーラ、
2)ウェルズ・ファーゴ(WFC)、
3)アメリカン・エキスプレス(AXP)、
4)ユー・エス・バンコープ(USB)
コカ・コーラの株については、1988年から取得し、
その後、3回の大きな買増を行っています。
1988年実に、34年もの長い間、保有しています。
その最大の理由は!
彼の言葉を借りると
「今日や明日、そして、来月に株価が上がっても、下がってもそれが問題ではない。
その会社が10年、50年経っても欲しいと皆が思うものを作っているかどうかが重要だ」
これこそが、株式投資はビジネスを所有するという概念の
根底に流れる投資家としての非常に重要な要素です。
是非、この様な眼を持ちながら、株式投資を実現していきましょう