バリュー投資の生みの親

バリュー投資の歴史

バリュー投資の起源は1920年代に遡ります。

実際にバリュー投資のスタートとされている

講義がコロンビア大学ビジネススクールで

スタートしたのは、1927年とされています。

 

つまりバリュー投資の歴史は100年以上前にスタートし、

講義として、アメリカでも有数の名門校であるコロンビア大学で

「証券分析」という講座で

教えられ始めてからでも既に、100年の歴史を誇ります。「

 

しかし、1920年代の投資法は、まだまだ、荒削りなもので、

難点も多く含まれていたと言われています。

その中で、コロンビア大学の教授であった

ベンジャミン・グレアム氏と、デビッド・ドット氏により、

「証券分析」という1冊の本が発行されました。

 

後に「賢明なる投資家」とう本が発行されますが、

これは、この「証券分析」の本をまとめた本で、これこそが、

その後、天才投資家となるウォーレンバフェット氏が

20歳で出会った、彼の投資の基礎となる、バリュー投資の本であると

語られています

 

man in white dress shirt sitting on green grass field in front of white concrete building

 

 

 

ベンジャミン・グレアム

この人こそがバリュー投資の産みの親と言われている人物です。

 

ベンジャミン・グレアムはアメリカ合衆国の経済学者であり、「バリュー投資の父」

「ウォール・ストリートの最長老」と呼ばれた、プロの投資家でした。

 

グレアム氏が示したバリュー投資の定義

 

「投資とは、詳細な分析に基づいて

 元本の安全性と満足できるリターンを確保する行為である。

 この原則を満たさない行為は投機といえる」

 

これは、「投機」の性質を明確にした上で、

真逆に位置するのが「投資」と捉えて、

投資の定義を組み立てたとされており、

100年以上経った今も、しっかりと受け継がれている定義です。

 

日本人に最も適している投資法

日本人のように、教育として、金融知識を学ばない国民が

最初に学ぶべき、「投資」の定義こそが

このバリュー投資ではないかと思います。

 

今現在も、何種類もある投資法の中で、

100年以上に渡って受け継がれている

投資こそがこのバリュー投資であると言う事実を

しっかりと認識して頂きたいと思います。

 

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