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今は投資に適した時期なのでしょうか?
世界がパンデミックの真っ只中にある中、
ここ数カ月の間、株価はジェットコースターのような動きを見せています。
株式市場は、わずか数ヶ月のうちに史上最高値から史上最安値まで下落しました。
株式市場に資金を預けている人は、
どうすればよいのだろう?とか、資金を取り崩すべきかどうか悩んだのではないでしょうか?
そして、まずもって、投資を始めてもいない人は、
今が投資するのに良い時期かどうか迷っているのではにでしょうか?
株式市場は下がっている! 株式市場が上がっている!?
今が投資するのに良い時期なのか?
その答えは?
勿論、市場には、弱気相場も強気相場もあります。
しかし、覚えておいてほしいのは、投資をスタートするのには、
「今」が良い時期なのです。
2つの要因
株式市場は歴史的に上昇していました。
つまり、あなたのポートフォリオが悪い年になってお金を失ったとしても、
長期で投資することによって、数年で取り戻せる可能性が高いということです。
もう一つはいつもお話をしている、複利の力です。
あなたが投資でお金を稼ぐたび、例えば、
1万円を投資して10%のリターンを得た場合、あなたは11,000円を手にします。
そのお金を株式市場に預けておくと、 1,000円を得ただけでなく、
11,000円に対して10%のリターンを得ることができ、12,100円を手にすることができる、
というわけです。
もちろん、株式市場は複雑です。多少の損をするリスクは常にありますが、
長期的に資金を投入し続ければ、最初の投資額に対して良いリターンを得られる可能性が高くなります。
なぜ市場のタイミングを計ってはいけないのか
株式市場は予測不可能だと言うことです。
明日、明後日、どのように動くかは、専門家であっても誰にもわかりません。
あなたにできることは、株の仕組みを理解し、
なぜ上がったり下がったりするのかを理解することです。
しかし、投資に最適なタイミングまで待とうとすると、自分自身を狂わせることになります。
「安く買って高く売れ」と言っているのを聞いたことがあるかもしれません。
これは、市場のタイミングを計ろうとする人々の別のやり方に過ぎません。
実際のところ、明日の株式市場が史上最高値になるか最安値になるかは
誰にもわからない事をしっかりと把握する必要があります。
市場のタイミングを計るのではなく、
将来、ドルコスト平均を最大に得るために、
ポートフォリオを多様化するよう自身が投資していくことが必要です。
セミナー等でもお話をしていますが、投資に多額の資金は必要ないことを
心に留めておいてください。少額で投資することで、長期的な富を築くこともできるのです。
ドルコスト平均法の概念を理解しよう
投資戦略にはいくつかありますが、ドルコスト平均法もその一つです。
その目的は、ポートフォリオにかかる市場全体の変動を抑えることです。
この戦略は、価格が最終的に常に上昇することを前提としていることに留意してください。
そして、歴史的にはそれは正確ですが、残念ながら、この戦略は長期的な
下落相場のリスクからあなたを保護することはできません。
ドルコスト平均法とは?
ドルコスト平均法(DCA)とは、ポートフォリオ全体に対する
株価の上下の影響を軽減するために、投資したい合計額を一定期間にわたって購入することです。
購入は株価に関係なく、一定期間ごとに行うということです。
これは、前もっていろいろな銘柄を調べる必要がないため、最も簡単な投資方法でもあります。
必須条件は、
途中でやめない!
投資したり、投資しなかったりのムラを無くす
ただただ、これだけです。
投資するときにいつも心に留めておきたいポイント
明確な目標を持つ
そもそもなぜ投資をするのかを念頭に置くことが大切です
明確な目標を持ち、その目標を頻繁に見直すことで、
自分にとって最適な投資戦略を考えることができるようになります。
また、市場の変動に圧倒されそうなときにも、物事を前向きにとらえることができます。
自分のリスク許容度を把握する
あなたの年齢、収入、目標によって、
よりリスクの高いポートフォリオを持ちたいと思うかもしれません。
あるいは、慎重を期して保守的なポートフォリオにしたいかもしれません。
いずれにせよ、自分がどの程度のリスクを取りたいかを知ることが重要です。
すべての投資にはリスクがあり、中にはよりリスクの高いものもあります。
その事を把握した上で、投資を行うことが
あなたの未来を豊かなものに築き上げていきます。
幅広い分散投資をする
ポートフォリオを多様化することも、株式市場の激しい動きから
ポートフォリオを守る方法の一つです。
例えば、ETF(上場投資信託)や投資信託を購入し、
さまざまなセクターのさまざまな企業に投資することも一つに安心材料になりますね。
長期的な視点で考える
投資するのであれば、長期的な視野で行うべきです。
今日、株が暴落したからといって、未来の資金がすべて
足りなくなるわけではないことを忘れないでください。
緊急時の貯蓄がない人
いつも余剰金が無く、生活に追われている人は、
投資をしない方がいいかもしれません。
まずは、緊急時の資金を蓄えることに集中しましょう。
投資は常に良いアイデア
では、今は投資するのに良い時期なのでしょうか?
そうです。常に投資をする時期は「今」なのです。
決めるのはあなた自身ですね。