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株式投資の謎
株式投資のまず基本として、良い銘柄を選んだとしても、
逆に株価が下がってしまったり、株価の下落が長く
続いてしまうなんてことも、実際には起こり得ます。
しかし、以前の投稿にも記載したかと思いますが、
株価が上がる理由は=株主が株を購入するから。
株価が下がる理由は=株主が株を売却するから。
なのです。つまり、株価は、基本的には業績に連動していますが、
経済の大きな波とともに、下落状態に向うときがあります。
しかし、ここで、投資家としての判断が問われます。
このまま暴落が続くことで、含み損がどんどん大きくなるという
不安から売却の道を選ぶのか?
優良企業で、この下落は決して、企業の優良の良し悪しを
問われていないという判断で、保有、または、追加購入するのか?
バリュー投資が長年に渡り、
結果を出してきた理由はこの、下落時の対応が
明確だからだと思います。
バリュー投資の基本は企業の本質価値
株式投資でどうしても損失を出してしまう方が
多い理由の一つに、企業の本質価値を見極められないという
ポイントがあります。
企業の本質価値とは?
企業利益、経費、負債等の
決算書に記載してある数値を読む必要があります。
投資家の中にも
決算書は全く読めないまま
投資をしている方も実は数多くいらっしゃいます。
それが悪い・悪くないの議論をここで
伝えるのではなく、バリュー投資は
決算書を見る知識を必要とします。
しかしながら、この知識を一度身につけることで、
一生の武器を手に入れる事になります。
チャートを観ない投資法
株価に左右されるのでなく、あくまで企業の業績を見る
バリュー投資法は、基本的にチャートをみる投資法ではありません。
株価は業績に連動することから、
先述した、企業本質価値に眼を向けるという投資法です。
バリュー投資家の代表とも呼ばれる
ウォーレン・バフェット氏が
投資のルールとして名言を残しています。
ルール1
絶対に損をするな
ルール2
ルール1を忘れるな
つまり、この株式投資の世界では、
勿論、価格が跳ね上がるような
銘柄を手に入れることは、大切かもしれないけれど、
損失を出さない投資を長年に渡って
行うことが何よりも大切だと言っています。
コツコツ亀の歩みでも、ゴールを目指すことは
十分に出来るということなのでしょう。