FBRとFOMCとは?

FRBとは?

ニュースや新聞、米国株式市場の情報を見ていくときに

必ずと言っていいほど、出てくるこのFRB

このFRBについて、実際にどのような組織なのか

ご存じない方へ向けて、説明してしてきます。

 

FRBとは、米連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board)の略称で、

米国の中央銀行にあたります。

日本語で「連邦準備理事会」とも呼ばれ、連邦準備理事会は、7名の理事から構成されています。

 

FRB は 1935 年の銀行法によって設立されました。

メンバーには、「国内の金融、農業、工業、商業の利益と地理的区分を公平に代表する」ことが

法令で定められてます。

重要なポイントとして把握すること

★連邦準備制度理事会(FRB)は、アメリカの中央銀行である連邦準備制度の管理機関である。
★FRBは、公開市場操作や金利設定を通じて金融政策を実施する独立した非政府機関である。
★FRBは、地域連邦準備銀行の中から議会が任命する議長を含む7人のメンバーで構成されている。

 

FRBが開く金融政策の最高意思決定機関に

連邦公開市場委員会(FOMC)と呼ばれるものがあります。

 

 

 

FOMC(連邦公開市場委員会)は?

FOMCは、FRSの一部門であり、公開市場操作(OMO)を指示することによって、

特に金融政策の方向性を決定づけています。

委員会は、総務会のメンバー7人、ニューヨーク連邦準備銀行の総裁、

残りの11の準備銀行の総裁のうち4人の持ち回りで構成され、12人で構成されています。

 

重要なポイントとして把握しておくこと

★FOMCは、連邦準備制度の中で、

 公開市場操作の指示によって具体的に金融政策の方向性を決定する部門であるということ

★FOMCは、7人のメンバーからなる総務会と5人の連邦準備銀行総裁で構成されているということ
★委員会は毎年8回定期的に開催されているということ

 

この委員会での結果が市場の予想とは違った場合には、

株式市場や為替レートが大きく変動することがあり、

世界の金融マーケットにも影響が出ます。

 

この2つの機関は米国の代表的機関として、

よくニュース・新聞に出てくるので、

是非、覚えておいてください

 

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