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投資の難しさ
バリュー投資大学の講師として
投資をお伝えさせて頂いて1年が経ちました。
「投資」というワードになぜそれほどまでに
日本人が嫌悪感を示してしまうのか?
そして、誰しも興味はあるけれど、
自分には無理、そして、恐怖があるのかを
ずっと考えながら過ごした1年でもありました。
「お金」に対しての知識や意識が人それぞれなのは
勿論理解した上で、わかったことが一つあります。
「投資」=「儲かる、お金持ち」と直結しているのでは
ないか?というところです
人間の貪欲さというのは、良くも悪くも深い
そして、お金の本来持っていた意味が
近代において非常に大きな変化を遂げたことが
投資=怖いもののイメージを創り上げてしまったのでは
ないかと思います。
いくら持っていれば幸せなのか?
あなたはいくら持っていればあなたは「幸せ」を感じるのでしょう?
実は「幸せ」と金額は常に結びついているわけではありません。
とはいえ、勿論きれいごとを話すことが目的ではないので、
「お金」が必要であることは確かだと認識しています。
しかし、何億あれば幸せなのでしょう?
実際、何十億という資産を持っていても
無一文になる人もいるし、
家庭崩壊を繰り返す人もいます。
つまりのところ「幸せ」=金額ではないと
「投資」をスタートしてからの方が感じています。
投資は余剰金で行う
特に私が推奨する「投資」は余剰金を投資するという事を
大切な理念としています。
そうなれば、生活もシンプルに無駄遣いをしないことを
長期に渡ってお願いすることになります。
だからこそ、「投資」をする理由が明確でない限り
継続が困難になります。早くお金持ちになりたい。
数千万円、数億という金額を手にしていたいということが
目的になってしまうと、ギャンブル的な投機商品にも
手を出してしまうことになります。
投資のマインド方程式〜子育てと同じ
「投資」≠お金が儲かるという
「投資」=お金を育てるという
そして、そもそも、
「投資」の知識がないと、投資と投機の意味の違いも
理解出来ないのです。
バリュー投資大学がお伝えしている「投資」は
育てることに主と考えています。
子どもを育てるように
失敗もするし、
いつも良いことばかりではないけれど、
どの経験も無駄ではなく、経験値として自分に残り、
未来を豊かにしていく投資です。