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原油価格は生活と実は密着している
原油価格が今年に入って、
87ドル台の高値を記録し、7年ぶりの水準まで上昇しました。
この原油価格の高騰がどの様に私達の生活に
影響しているのか?
まず、身近なところでは、レギュラーガソリンの価格は
15週連続して160円台が続いています。
日々の生活に車を遣っている方の費用負担は目に見えて
増加しているかと思います。
つまりは、このガソリンの高騰は一般家庭のみならず、
企業のコスト負担増に懸念が生じています。
企業から見た原油高の側面
1)現在、オミクロン株の世界経済への影響で原油価格が大きく変わるため、
今後の見通しが非常に不透明であるということ
2)原油価格の高騰が続く事によって、仕入価格が上昇。販売価格を上げることでしか
企業存続が難しいという側面
3)原油価格上昇=ガソリン高騰
運輸コスト(流通)の増加は全ての業界へ影響を及ぼす可能性
現時点までは、企業努力と言う名の元に、
販売価格が抑えられてきましたが、今後は、上記の要因で
全てのものに対して、価格上昇の懸念が出ています。
当然、この影響は株価へも大きく影響が出ることになるでしょう。
原油高騰で株価高騰が見込める企業
逆に株価が下落に転じる企業が明暗を分けることになるかも知れません。
バリュー投資の考え方
しかし、長期投資の目線で見る
バリュー投資法の概念からすれば、
このときに上がる銘柄を探すというよりは
常に、長期投資、優良企業の選択に
目を向ける必要性を感じます。
下落こそ最大のチャンスです