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基礎知識として知っておこう!
意外と気にしていない方が多いのですが、
万一、証券会社が破綻した場合はどうなるのか?を
お伝えしていこうと思います。
実は、このようなケースの場合は、
証券会社の経営が破綻した場合でも、確実に顧客にお金が戻るように、
自社の資産とお客様の資産は区分して管理することが法律で義務付けられています。
これを「顧客資産の分別管理」と言います。
この考え方は、投資者保護の柱となるもので、
分別保管は金融商品取引法により全証券会社に義務付けられています。
(ただし、信用取引や先物取引などについては、一部、分別管理の対象とならない場合もあります。)
上記の義務が履行されず、返金が困難な場合は?
日本投資者保護基金から1顧客当たり1,000万円を限度として補償されます。
商品によっては、商品そのものが返還されるのではなく、
換金されて返還される場合もあるようです。
その場合は市場価格によっては損失が発生する場合もあると定義されています。
基本的に、株式投資を行う環境、法的権利は
2重防御で日本においては守られていると
言ってよいのではないかと思います
問題点
しかし、問題点が全く無いのか?というと
そうではなく。
勿論、証券会社が破綻するような事が
あってはならないのですが、最悪のケースは1,000万円の限度を
どう考えるのか?
また取引形態によっては、
保証外ということも在るので、しっかりとした知識を持って
株式投資を行う必要性があります。