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余剰金はいくら必要?
これまで何度もトピックとして「余剰金」について
お話をさせて頂いて来ました。
まず、投資の資金=余剰金であるべき
この基本姿勢は変わりません。
得に投資初心者の方が、「タネ銭」と呼ばれる
投資資金について、どれくらい必要なのか?と問われます。
投資に関して言えば100円からでもスタートを切る事は
可能なのですが、本当に将来にある程度の資産を作りたいと
考えるのであれば、まずは積立NISAの非課税枠を満額で利用するために
月額3万円を目指して頂きたいと思います。
NISA枠に関して、満額を利用しないからと言って、
問題になるわけではありません。
ただし、政府も年間40万円という非課税枠を
なんとなくで決めているわけではありません。
ある程度の資産が出来る事を想定して、限度額を
設定しています。
出来れば、その枠は使う事を目指して頂ければと思っております。
余剰金を増やす=固定費の見直し
投資のスタートを切るにあたって、
余剰金をという事はご理解頂けたと思います。
では具体的に余剰金を増やす方法は多くありません
1)収入を増やす
2)支出を減らす
3)1,2をどちらも行う
そして、実は収入を増やすことよりも
支出を減らす事の方が簡単です。
例えば、携帯電話費用
格安スマホは料金が安いとは知っているけれど・・・
実際に格安スマホを利用している人は、全体の
15%未満と言われています。
人間にはなぜか、現状を変えるのが
面倒だと考える心理が動きます
行動経済学の観点から見ると格安スマホが増えない理由があります。
「現状維持バイアス」と呼ばれる、現状維持することによる
安心感を重要と考えてしまします。
私自身大手のキャリアから格安スマホに変えるまで、
少し時間がかかりました。
この「現状維持バイアス」だったと思います。
しかし、変更した結果、
月額1万円近く支払っていた携帯料金が
3,000円少しまで落ちました。
そう考えると余剰金を増やす方法は
まだまだありそうですね。
何か自分の現状を変えるときに
マイナスの心理が動くことは当然だと
理解した上で、新たなる行動を起こして、
余剰金を増やしていきましょう