今から投資をスタートするのは遅すぎるのか?

投資のスタート

どの金融ニュースや資料をみても、

「投資は若いうちに始めましょう、若ければ若いほど良い」と言われています。

 

しかし、日本で、早くから投資をスタート出来るのは

ほんの一握りの人たちです。

 

もしあなたが60歳に近い年齢の場合、投資をスタートするのは

遅すぎるのか?と当然心配になります。

 

もちろん、若いうちに投資を始めると時間的に有利になりますが、

投資を始めるのに遅すぎるということはありません。

 

そして、多くの人が、同じ様に退職後の状況を心配しているのが

今の40代、50代ではないでしょうか?

 

今日より若い日はありません。今、このときこそ、始める良い機会なのです。

 

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定年退職の誤算

退職後に必要な金額を誤って計算すると、

厳しい生活を強いられたり、仕事に戻らなければならなくなるなど、

現実的な結果につながる可能性があります。

 

また、人々はかつてないほど長生きしているため、

今までの言われて生きている数値は大きく変わると言われています。

 

高齢者はというのは、実は若い世代以上に、

非常に短期的なことに集中してしまいがちです。

 

それこそが危険ポイント

すぐにお金になるものに目が行くので、

詐欺等にも引っかかりやすくなるのです。

 

60代でリタイアした個人の多くは、

あと25年から30年生き、長期的な購買力を維持する必要があるということを

認識して頂く必要性があります。

 

定年退職後の人は、投資するのはリスクが大きいと思うかもしれません。

 

ただし、緊急資金以上の貯蓄があり、今後5年間は必要ないと思われるような、

余剰資金が在るのであれば、年齢に関係なく投資することで、

市場の長期リターンを利用し、退職後も富を築くことができるかもしれません。

 

もうひとつ、現金を貯金することが美徳とされてきた日本。

残念ながら、その事自体に誤解があうように思います。

 

その最大の理由は現金はインフレについていけないいということです。

 

同じ10,000円を持っていたとしても、買えるものはどんどん少なくなっていきます。

10年、20年単位で見ると、購買力自体ははどんどん下がっていきます

 

two blue beach chairs near body of water

 

 

自分の戦略を知る

投資を始めるのに遅すぎるということはないと書きましたが、

当然、20代のわたしの娘世代と同じ投資戦略をとる言う意味ではありません。

 

若い人たちは、株式市場の高値と安値を長期にわたって乗り切る時間があります。

それに対して、私達にはその時間は若い人ほどはありません。

 

ただし、今現在のように貯蓄だけしていても、

手数料は確実に上がり、インフレが進むのも確実

 

だとすれば、今日より若い日はない

まずはしっかりと勉強をして、投資のスタートラインに

立って頂きたいと思います。

 

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